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2012

0725
白い兎と黒い兎

二匹はいつも一緒

そんな二匹に今日も一冊の絵本

題名は「アロマーブル」

一匹の兎に訪れた、ある日のお話

ドアをトントン

開けて見たけど、誰もいません

代わりに小さなマーブル缶
珍しい入れ物の中には
ごく普通の飴玉が一粒だけ

「この飴舐めたらきっと幸せ。
一日かけてお楽しみあれ」
の説明書き


その飴玉を眺めてしばらく
やがて飴は兎の口の中
コロコロ色を変えながら
お話は進んで行きます

大事にしてた花が枯れて
寂しくなるとオレンジ色
すると、花がもう一度咲き
さらに、お家の周りが花畑に

友達が泣いて困っていたら緑色
すると、涙が笑顔に
二匹の間にケーキと紅茶

様々な事が起きて
兎はとっても幸せ
村の皆も同じく幸せ

お話の最後には
キラキラとアメダマが輝いて
沢山の星空が広がり
心の全てを満たしてくれました

そう、心を癒すアロマの様な
マーブルを舐めた兎のお話でした

今日はお祝いの日
白い兎と黒い兎
この絵本をすごくお気に入り

白い兎は言いました
「自分だけじゃなくて
皆が一緒に幸せになれる。
素敵だよね。」

黒い兎は言いました
「うん。今日は特に望むよね。
たくさんの幸せ、皆の幸せ。
だってお祝いだもんね。」

二匹は近くで松を集めて
飾りを作ったり

黒い兎が頑張って
石のストーブを作ったり

ぬくぬくしながら
一つの毛布に包まったり

ストーブの熱でミルクを温めたり

白い兎がこねたくるみ入りのパン
こんがりするまで焼いたり

そうして夜になりました
ぼーっとストーブの前の黒い兎

白い兎はお皿洗い
その時、窓の外を覗いてびっくり

黒い兎の手を引っ張って
半ば引き摺る様に外へ

外は寒い寒い冬の空
黒い兎はあんまり寒くて
布団を頭から被りました

白い兎は指差して、言いました
「見て!上!凄い星空だよ」

毛布から顔を出して
黒い兎が上を向くと
満天の星空とちらちらと降る雪
雪と星の輝きが合わさって
まるで世界にかかる魔法のよう

白い息が踊るように
それはまた、雲の様にもくもくと

空は澄んで、お月様もにっこり
半月の上に星が二つ
隣りのおじさんの笑顔みたい

白い兎が近づいて来て
毛布の中に潜り込みました
黒い兎の前にひょこっと顔を出して
「口開けて」

黒い兎が口を開けると
白い兎はその口の中に
飴玉一個ぽいっ

そして、自分の口の中にも
飴玉一個ぽいっ

二匹の口に飴玉が
放り込まれたその瞬間
空一面に大きなオーロラ

赤、青、緑、黄色

白い兎と黒い兎
二匹はいつも一緒
お祝いに起きた、魔法の様なお話

その後、二匹はお祈りしました
毛布に包まって
星空を眺めて
黒い兎と白い兎
飴玉をころがし
コロコロ、コロコロ
皆が幸せであります様に
飴玉の色は変わらなかったけれど
寒さで二人の頬が赤く染まりました

白い兎と黒い兎

二匹はいつも一緒
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